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第24回 吉祥寺薪能
平成21年10月16日(金)
午後4時30分 開場 午後5時15分 開演
 

  

●ところ 吉祥寺 月窓寺境内 (雨天の場合は武蔵野市民文化会館で蝋燭能)

●雨天の際は、武蔵野市民文化会館にて行います。
●演者は都合により断りなく変更することがあります。
●開演中の写真撮影は一切禁止いたします。 
●会場には、駐車場がありませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
●寺院境内につき、誘導員の指示によってご入場、ご退場下さい。その他、係員の指示に従って頂きます。

雨天の場合の会場案内 ⇒

   



 
JP(ジェイピィー)です。 宜しくお願いいたします。
吉祥寺の本

 

<解説> 関根 知孝

- - -  - 火入の儀  - - -  - 


【能】 ツレ 岡庭 祥大

巻 絹 シテ 武田尚浩

神楽留

   ワキ 村瀬純   
大鼓  亀井実
小鼓  観世新九郎  笛 一噌庸二
間 三宅近成

       後見 武田 祥照   地謡 関根はな恵 清水義也
寺井 栄         渡辺洋子 高梨良一
関根祥丸  関根祥人
高梨万里 
松木千俊

【狂言】
清 水 シテ
 三宅右近  アド 三宅近成


- - -  - 休憩十五分  - - -  -

【仕舞】
野 宮
 関根祥六  地謡  古谷美香
高梨良一
関根知孝
清水 義也

【能】         ツレ 武田 文志

舎 利   シテ  関根祥人
ワキ  村瀬 純 
 大鼓  亀井実 助川治
小鼓  観世新九郎  笛 一噌庸二

  間 三宅右近 

             後見  関根祥六
寺井栄 
地謡  古橋美香 岡庭祥大
渡辺洋子 高梨良一
                              武田祥照 関根知孝
高梨万里 松木千俊

 (終了予定 午後八時四〇分ごろ)


-------- 解 説 ---------

  巻絹(まきぎぬ)

神楽留(かぐらどめ)

熊野三社に巻絹を納める使いの者が、音無 の天神に和歌を献じていて遅参し、その罪で
縛られてしまう。そこへ天神の愚いた巫女(み こ)が現れ遅参の理由の偽りでないことを証
し縛を解かせ、和歌の徳を語り祝詞を上げて 神楽を舞い、さらに物狂おしく舞い続ける

 

狂言
清水(しみず)

茶会に備え野中の清水を汲んで来いと言い つけられた太郎冠者、鬼が出た、と手桶を清
水に投げ捨てて帰る。主人が手桶を取りに行 く、というので、先回りした冠者は鬼の面を
かぶり脅しにかかり、驚き怖れる主人。然し、 声色から冠者の仕組んだことと察した主人の
仕返しぶりも鮮やかで軽妙。

 

能 舎利(しゃり)
京の都東山泉涌寺、仏舎利を拝み感涙に咽 ぶ僧。一人の男が現れ仏舎利の由来を語ると、
一天俄にかき曇り稲光が閃く。我は足疾鬼の 執心、と叫ぶやいなや、鬼面を現し、仏舎利
を奪って天井を蹴破って飛び去る。 僧の祈りに章駄天が來現、足疾鬼を打ち伏
せて舎利を取り戻す。