午後4時30分 開場 午後5時15分 開演
●ところ 吉祥寺 月窓寺境内 (雨天の場合は武蔵野市民文化会館で蝋燭能)
●雨天の際は、武蔵野市民文化会館にて行います。
●演者は都合により断りなく変更することがあります。
●開演中の写真撮影は一切禁止いたします。
●会場には、駐車場がありませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
●寺院境内につき、誘導員の指示によってご入場、ご退場下さい。その他、係員の指示に従って頂きます。
雨天の場合の会場案内 ⇒
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●ところ 吉祥寺 月窓寺境内 (雨天の場合は武蔵野市民文化会館で蝋燭能)
●雨天の際は、武蔵野市民文化会館にて行います。
●演者は都合により断りなく変更することがあります。
●開演中の写真撮影は一切禁止いたします。
●会場には、駐車場がありませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
●寺院境内につき、誘導員の指示によってご入場、ご退場下さい。その他、係員の指示に従って頂きます。
雨天の場合の会場案内 ⇒
大会長挨拶 吉祥寺薪能実行委員会大会長 安藤亨
市長挨拶 武蔵野市市長 邑上守正
--- 番 組 ----
解 説
横浜能楽堂副館長 中村雅之
火入の儀
狂言 柑子
太郎冠者 野村万作 主 石田幸雄
後見 内藤 連
- 休憩 15分 -
解説 横浜能楽堂副館長 中村雅之
能 船弁慶 源義経 大島伊織
静御前
平知盛ノ霊 塩津哲生
武蔵坊弁慶 舘田 善博
義経ノ従者 則久 英志
森 常太郎
船頭 野村萬斎 太鼓 大蔵慶之助
観世 元伯
小鼓 住駒充彦
笛 藤田貫寛
後見 佐々木多門
大島輝久
地謡 佐藤 陽 内田成信
塩津圭介 友枝雄人
友枝真也 狩野了一
佐藤寛泰 金子敬一郎
(終了予定 午後八時四五分頃)
狂言 柑子(こうじ)
主人は、昨夜招かれた席で頂いた珍しい三なりの柑子(みかん)を太郎冠者に
預けておいた。柑子を返すよう太郎冠者に言うと、冠者は、帰路の途中、
一つは枝から落ちて門外に転がったので、「柑子(好事)門を出でず」と
言って食べた。今度は、落とすまいと懐に入れておいたが、
潰れてしまったので、これも食べた。最後に残った一つには、
哀れな話があると言い出すが・・・・。
能 船弁慶(ふなべんけい)
壇ノ浦の戦いで平家一門を滅ぼした源義経。だが兄頼朝との不和から都落ち
することになった。武蔵坊弁慶ら郎党数名を連れて西国に向かう途中、
摂津国の大物ノ浦まで来た義経は、弁慶の進言で静御前を都に帰すことを
進められる。やむなく別離の酒宴で静は、義経の前途の幸を祈って
優美な舞を悲しみながら舞い、去って行く。
やがて義経主従が船出すると、にわかに風が荒れ始め、船頭の懸命な
努力も空しく、揉まれてくる波間から不思議なことに、平知盛はじめ
平家一門の怨霊が現れる。義経たちを海中深く引き込もうと襲いかかり、
中でも武勇第一とうたわれた総大将知盛の怨霊は剛力で、長刀を振って
執拗に迫るが、弁慶が祈り伏せて怨霊は波間に遠ざかって退散してゆく。
本曲は、前半の静御前の優美な舞と、中盤の間狂言の活発な船頭の動きと、
荒れ狂う波間を表現する難子の音。後半の知盛の激しい動きとの
場面転換が素早く鮮やかである。前半・中盤が現世であるが、
後半の中心は知盛一行の霊の世界が展開されるダイナミックさを持った、
歌舞伎十八番に派生した人気曲である。
プロデューサー 旅川雅治