・・・・・・・・・・・・・・・・ 解説 ・・・・・・・・・・・・・・・・
舞唯子 葛城(かづらき)大和舞
神話は、我々日本の昔人が日本の昔をどう考えていたのかと思い直すと、その素朴さを懐かしく感じるが、この能の前半は葛城山の岩橋神話であり、舞囃子の舞われる後半は、葛城山の女神が本来の姿を見せて、高天原がこの地にあったと見て天照大御神の岩屋戸の神話の時の神楽舞即ち大和舞を舞い見せる。
狂言 箕被(みかずき)
何時の時代にも家計を女房任せに、遊びに夢中の夫が居るもので、この曲では室町時代の流行りの連歌に凝って、とうとう女房から離婚をつきつけられ、箕を被り去りかける姿を見送る事になったのに、その姿が風流だと連歌を。さてその後のどんでん返しは…。
能 殺生石(せっしょうせき)白頭
今日から約九百年前の平安時代、鳥羽院の世代に天竺、中国、11本の三国を渡り、国を傾けようとした老狐、その姿は白面金毛九尾である。室町時代の説話集では玉藻前の説話である。奥の細道によれば芭蕉も玉藻の前の古墳即ち殺生石を訪ね、日蓮上人も殺生右を訪ね、その昔の玄翁上人の法力を思い返したと云う。
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